ハイランドパーク1988 サマローリ
（Highlandpark1988 Samaroli)

容量・・・７００ｍｌ
アルコール度数・・・４５度
蒸留年・・・１９８８年


サマローリ ハイランドパーク １９８８は、柔らかい口当たりでしっとりと口の中に広がる麦の甘さと、それをキリッとスパイス感がまとめ上げる逸品です。

オークニー島のハイランドパーク蒸留所で造られた原酒をサマローリ社が購入し熟成させたもの。コールテンは同社のシリーズ名。

ボトラーやビンテージによって様々な表情を見せてくれるハイランドパーク。さてサマローリはどんな表情をつくりだしたのでしょう。フルーティ、フローラル、ミネラル、味わいと香りを形づくる要素が一体となって美しいハーモニーを見せてくれている。アイランズモルトの典型とも言えるような品格を備えたハイランドパークらしい逸品！

オーナーはイタリア・ボトラー界のカリスマとも呼ばれるシルヴァーノ・S・サマローリ氏だ。同氏自らがテイスティングをして厳選したモルトのみをボトリング、瓶詰め前の試飲で気に入らないものは、樽ごと転売してしまうという職人気質の強いオーナーだ。

生産量は少ないが、蒸留所の個性がしっかり感じ取れる、品質の高さには定評があって人気が高い。 ボトルデザインもシンプルで洗練されていて、こだわりが感じられる。最近は、ノンチルフィルターでにごらない限界とされる度数45％のきれいな風味の商品が多い。


オフィシャルの蒸留所について・・・

ハイランド パーク蒸溜所は、メインランド島の中心地、カークウォールを見下ろす高台に建てられています。

現在、蒸溜所が建てられている場所には、“伝説の密造者、マグナス・ユウンソン”の蒸溜所があったと言われています。

ハイランド パーク蒸溜所の創業は、マグナス・ユウンソンの記録が残る１７９８年とされています。

ハイランド パークはフロアモルティングという手間のかかる手法で製麦を行っている数少ない蒸溜所のひとつです。 麦芽の製造を外部工場に委託する蒸溜所が増えるなか、ハイランド パークでは、この伝統的なフロアモルティングにこだわり続け、現在でも約２０％の麦芽を自社生産しています。

ハイランド パークの個性を担う重要な鍵となっているのが、メインランド島でしか採掘できない貴重なピートです。
ピートとはヘザーやシダ類が堆積してできた泥炭、草炭のことで、麦芽に燻香をつけるため乾燥の際に焚き込まれるもので、この独自のピートは、スモーキー、ピーティで有名なアイラ島のピートに比べて、遙かにもろく、まだ若い印象を受けますが、ハイランド パークに他とは一線を画す独特な個性を生み出しています。

ハイランド パークの仕込み水は、蒸溜所の背後の丘の上にあるカティーマギーの泉と、蒸溜所下のクランティットの井戸から採水されています。スコットランド本土の水が主に軟水であるのに対し、この水はミネラル分豊富な硬水でハイランド パークに引き締まった口当たりをもたらしています。
ちなみにカティーマギーとは伝説の魔女の名ですが、伝説の密造者と呼ばれたマグナン・ユウンソンも当初よりこの水を使用していたと言われています。

完売しました。ありがとうございました。